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分譲住宅建設ストーリー【後編】

土地の仕入れをして分譲住宅を建設し、お客様へお引き渡しまでの、各部署の仕事とその裏側にある思いを追っていく、分譲住宅建設ストーリー。

分譲住宅が建ってから販売・お引き渡しまでの流れを全7工程に分け、各部署の仕事内容や普段気を付けていることなどを前後編にわたって解説していきます。

前編では、用地開発部が仕入れた土地から、設計部やプレカット事業部、建設部がお客様の住みやすい家へと形にしていく過程を追ってきました。後編である今回は、⑤お問い合わせをいただくための広告企画を考える販売促進部、⑥分譲住宅を販売する営業部、⑦家を引き渡す営業部と建設部、⑧お引き渡しが終わった後も手厚くサポートするサービス部、の4つの工程について詳しくご紹介していきます。

費用対効果を常に意識しながら広告を打ち出す

分譲住宅を建てるための土地を仕入れている裏で、お客様が興味を示してもらえるwebや新聞を使った企画を、営業部と連携しながら考えていきます。そして設計図の確認申請が下りたタイミングで広告を打ち出し、新築住宅としての売り出しがスタート。SUUMOなどのポータルサイトだけでなく、特設サイトや新聞折込チラシに広告を展開していきます。

「アイダ設計には最新のマーケティング手法をどんどん取り入れていきたいという雰囲気と寛容さがあるので、限られた予算内でどれだけの効果が生まれるのかを熟考した上で、目新しい施策を行えることがあります。例えば最近では、VRを使って、住宅が建っていない土地を見ると架空の住宅が立っていて、いろんな角度から住宅を見れる動画を作成しました。更地の状態からどんな住宅が立ち、どういう街並みになるのか、お客様が実際にその建物で暮らすイメージを湧きやすくしています。

ただ、どのような広告の見せ方をすれば反響が得られるかは常に意識していますね。広告の費用対効果を測定するために、店舗来場数や資料請求数などの数値結果は必ず見るようにしています。仮に集客できずに終わったとしても、原因を分析し改善を繰り返していくことで、より良い広告提案をしていけるよう心がけています。」

お客様との会話から本当に求めている分譲住宅をご提案していく

店舗や展示場にご来店されたお客様は、住みたい住宅の希望を持って来られます。その希望を叶えつつ、お客様が思い描いている理想の暮らしを実現させるためにはどんな住宅をご紹介するべきなのかを考えながら、営業していきます。

「お客様のご希望は、大きく分けてエリアと予算があります。ほとんどのお客様は、希望エリアの平均住宅金額とご予算が合わないため、ご希望のエリアであればこのような住宅です、予算内に収めたいのであればこのような住宅ですと、理想と現実の違いを丁寧に説明していくことが大切です。説明する中で、住宅の保証についてお話して、アイダ設計が建てた住宅に対する信頼感や安心感もお伝えしていきます。

様々なお客様がご来店されるため、住宅に対する希望や思いだけでなく、どんなお話なら盛り上がれるのかを探りながら、関係を深めていくことを心がけています。例えば奥様の実家近くの住宅を購入されるお客様が多いのですが、そのような住宅をご紹介するためには、出身地やご年齢、ご年収を聞き出さなければいけないですよね。いきなり出身地はどこですか、年収はいくらですかと聞いてしまうと、不躾に捉われてしまうかもしれないため、まずは雑談をして、そこから住宅の話へと繋げるようにしたりします。お客様と会話をしながら、営業に役立つような情報をピックアップして、お客様のご状況や潜在的なニーズにあった住宅をご紹介するようにしています。」

お客様の要望にあった分譲住宅をお引き渡し

お客様にお引き渡しをする前に購入された家の立ち会いをお願いして、設備のご説明をしたり傷や汚れを確認していただいたりします。そして住宅ローンを組むために、住宅ローン担当と相談しながら銀行と手続きしていただき、最後にお引き渡しへ。

「アイダ設計の住宅を購入して良かったと思っていただけるように、今後不安なことなどが起きたとしてもきちんと対応させていただく旨をご説明した上で、お引き渡しするように心がけています。

本来であれば、お客様がアイダ設計の住宅を購入してくださっているので、アイダ設計からお客様へ感謝の言葉をお伝えしますよね。でもたまに、お客様から、おかげ様で良い住宅に住むことができました、ありがとうございますと言ってくださることがあるんです。そういった言葉が聞けると、より一層達成感や嬉しさを感じますね。」

丁寧なアフターサービスで安心な生活を

お客様から修理依頼のご連絡があった場合は、現場を見せていただくために日程調整を行います。電話で状況をお伺いして、早急に対応が必要なお客様からご自宅へご訪問。現場には私たち監督と修繕を行う大工、または職人が同行し、その場で修繕を行える案件であれば、すぐに修繕作業を行います。その日の作業が難しい場合は、一度持ち帰って見積もりを作成し、後日改めて修繕に伺います。

「多くのお客様は家に関する知識を持ち合わせていないため、大工さんの専門知識をお客様に向けてわかりやすく噛み砕いてご説明し、安心感を与えることが大切です。建物のメンテナンスは大工さんや職人さんにお任せして、お客様の心のケアを私たちサービス部の監督が担い、時間をかけてご納得していただけるように心がけています。」

今回は、広告を打ち出してから分譲住宅を販売して、お引き渡しからアフターサービスまでを行う過程を追ってきました。設計から建築まで自社一貫で行っているからこその、各部署の連携やお客様への丁寧なケアについて知っていただけたのではないでしょうか。建築についてもう少し詳しく調べたりどんな部署で働きたいかを考えたりして、アイダ設計で働く自分を想像してみてください。

各部署での仕事内容や社員の思いについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ部門紹介記事や社員インタビュー記事も読んでみてくださいね。

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