アイダマガジン

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社員インタビュー
新卒

工場で材木をプレカットすることで、建築現場の施工過程をバックアップ

プレカット事業 2017年入社

アイダ設計インタビュー第7弾。
2017年に新卒で入社した、プレカット事業部の梶野秀真さんにお話を伺いました。

木の香りとぬくもりに包まれた理想の仕事環境

——アイダ設計に入社を決めたきっかけについて教えてください。

学生時代から「人が安心できる住まい」「人を笑顔にできる家」を提供したいという想いがあり、工業高校で建築を専攻していました。高校ではCADで図面を描いたり、構造強度について学んだりしましたが、描かれた図面から目に見える形に材木を組み立てていくことに興味がありました。

入社を決めた理由は、建築会社ではわりと珍しい、自社にプレカット工場を持っているからです。自社工場で家の心臓部となる土台や柱を加工し、建築現場で組み立てています。現場作業ではなく、さらに前段階の骨組みを作る工程から家づくりに携わりたいと思ったので、とても魅力に感じました。

私自身、幼少期から木に触れることが好きで、木の香りに包まれていると気持ちが落ち着くんです。プレカット事業部はたくさんの木材を扱うので、工場の中に杉やヒノキの香りが満ちていて、理想の職場です。

——アイダ設計の社風や部署の雰囲気はいかがですか?

年齢や役職など関係なく会話をよくするので、部署の雰囲気がとても良く、働いていて楽しいです。仕事がどんなに忙しくても、社員とのコミュニケーションで気持ち良く仕事ができています。

またプレカット事業部には海外からの外国人技能実習生たちが在籍しています。私とよく一緒に仕事をするベトナムの技能実習生たちはユニークな人柄で話すことが好きなので、いつも楽しそうに話しかけてくれます。言語が違うことによる意思疎通の難しさを感じることがたまにあるため、日頃からこまめにコミュニケーションを取ったり細かい作業はジャスチャーで伝えたりするよう心がけています。

木の特性を見極め、1mm単位の細やかなプレカットで家づくりをアシスト

——プレカット事業部で担当しているお仕事について教えてください。

フォークリフトで材木の運搬、機械で加工・検品・梱包を担当しています。自分の手で機械に材木を投入し、パソコンで加工の仕様を設定。加工された材木を確認し、不備がなければ随時梱包していくのが一連のフローです。

プレカットラインは、横架材、柱材、羽柄材、合板の4つのラインがあります。担当するラインによって作業内容や梱包方法、材木の並べ方が違うので、配属後はそれぞれのラインで経験を積んでいきます。

ラインによって加工本数は異なりますが、1日約1000本の材木をプレカットしています。茨城工場では1日に約11棟分の材木をプレカットしていて、分譲住宅であれば1棟分を約2時間で加工ができます。

——仕事をする上で、大変なことや心がけていることはありますか?

材木が曲がっていると、再加工が必要になったり使えないことがあったりするので材木の選定は大切です。木には加工に適した向きがあり、木の節や木目を見て判断しないといけません。その判断ができるようになるまで本当に苦労しました。しかしプレカット事業部には建築業界から転職してきた人が多く、プレカットの知識や経験が豊富な先輩たちにたくさんサポートしてもらいました。

材木の長さが1mm違うだけで家全体に影響が出ることがあるので、細心の注意を払って仕事に取り組むよう心がけています。また材木の梱包をする際に、現場の方が作業をしやすいよう梱包方法に工夫をしています。

——仕事を通じて、ご自身の成長ややりがいを感じるときはどんなときですか?

今年入社した新卒に仕事を教えているとき、「自分も後輩に教えられるようになったんだな」と成長を感じました。人それぞれの仕事量や筋力が違うので、扱う材木が重い場合は、力がなくてもうまく作業できる方法を一緒に考えてサポートしました。

早い加工速度で効率よく仕事を進められたときにもやりがいを感じます。材木の加工は機械が行っているため、基本的に速度を変えることはできません。機械が加工するまでの工程で無駄をなくし、いかに効率よく正確に作業を進められるかを考えることも仕事のモチベーションになっています。仕事に慣れている先輩たちは段取りに無駄がなく、仕事がとても早いんです。その仕事の姿勢や取り組みに日々刺激を受けています。

お客様が安心できる住まい、お客様を笑顔にできる家づくりを

——プレカット部の今後のミッションを教えてください。

ミスをなるべく減らし、効率的にプレカットすることです。効率のよい仕事を目指すのには、2つの理由があります。1つは機械トラブルによるリスク軽減です。機械作業は故障など予期せぬトラブルがつきものです。その日のうちにできる限り作業を進めておくことで、余裕を持って万が一に備えています。2つめは、1日の加工数量を増やすことで、より多くのお客様の家づくりをお手伝いできるからです。これからも作業効率が高くミスのない取り組みで、理想の家づくりのサポートを行いたいです。

——これからどのような未来を設計したいですか?

これは多くの方に言えることだと思いますが、私にとって家で過ごす時間はかけがえのないもので、心が落ち着くひとときです。この心地の良さを、アイダ設計で建てた家でも感じてほしいと思っています。

近年では、木材に触れられる機会が少なくなっていると聞きました。私は木が好きなので、日本の家づくりから木のぬくもりがなくならないでほしいと願っています。これからも、お客様が安心できる住まい、お客様を笑顔にできる住まいづくりを、木の香りであふれているプレカット部からサポートしていきたいと思います。

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