アイダマガジン
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住宅の用地仕入れが、お客様のよりよい将来をスタートさせるきっかけに
用地開発 2003年入社
アイダ設計社員インタビュー第5弾。
2003年に新卒で入社した、用地開発部の寺田亮さんにお話を伺いました。
不動産は水物。早く、美味しいものを届けたい
――アイダ設計に入社した経緯を教えてください。
測量の専門学校で勉強してきた知識を活かして、卒業後は測量会社に就職したいと思っていました。測量はデスクワークが多いのですが、机上の業務だけでなく実際に現場に足を運びたい。そんな思いから、現場の仕事ができるアイダ設計に入社しました。
――現在どのような仕事をしていますか?
お客様へ販売する分譲住宅の用地を仕入れています。具体的には、不動産業者から売地の情報を頂いて、用地を購入するか検討。仕入れた土地が売れるまでの現場管理も行います。土地を購入して初めて、住宅販売までの一連の仕事がスタートするんです。アイダ設計のすべての仕事の基礎となるので、責任は重大ですね。
購入した土地の地域環境やインフラを調べ、土地柄を把握するのも仕事の一つ。土地を知ることによって、お客様の暮らしを具体的にイメージすることができるんです。「この土地に住んだらどんな住環境になるか」「高低差の激しい坂があるなど、住みにくい要因はないか」と細かなところまで気配りすることを心がけています。
また、地域によって扱う法律が違ったり行政を担当する部署が違ったりするので、役所まで足を運んで地域性を覚えます。
競合会社と土地の取り合いになることがあるのですが、地域性を覚えておくとよりよい土地を早く購入できます。その地域の土地の価値相場を知っていればスピーディーに対応できるので。不動産は水物なんですよ。早く美味しいものをお客様に届けたい。
――業務の中で大変なことはなんでしょうか?
美味しい物件をコンスタントに仕入れることです。お客様にとってお買い得な土地を常に提供していかなければなりませんが、よい土地が購入できるタイミングはバラバラです。
かといって、どんどん土地を購入していけばいいのかというと、そういう訳でもありません。そのバランスが難しいですね。
たくさんある土地のなかで、どの物件から価格交渉して購入していくか。優先順位を判断する力が重要になってきます。
多くの失敗から学び、自信につながった
――どんなところに仕事のやりがいを感じますか?
お客様のよりよい将来のスタートを見届けられるところです。土地の仕入れによってすべての仕事が動き出します。そこからお客様の新たな暮らしが始まっていくのだなと考えると感慨深いものがあります。
自分が立てた事業計画の通りに土地が販売完了すると、達成感がありますね。
――成長を実感したところがあれば教えてください。
入社した当時は自信がなく、とても小さい声で仕事をしていました。しかし今ではある程度自信がついて、大きな声で喋れるようになったと思います(笑)。
売地の情報をいただく不動産業者とは、何よりも信頼関係が大切です。信頼を得るにはもちろん知識と経験が欠かせませんが、その上で自信があるかというところが重要だと思っています。
昔は大きな土地の区画割りを失敗して売れなかったこともありましたし、書類作成で失敗したこともたくさんあります。でも、その失敗から多くを学び、今の自信につながりました。
――用地開発部ではどんな知識が得られますか?
いろんな法律を学ぶことができますね。土地の仕入れだけでなく土地が売れるまでの現場管理も担っているので、ほかの部署との連携を密に取ります。土木部門や財務部門、設計部門などたくさんの部門と関わることで、幅広い専門知識や法律を学べます。
家づくりに関する様々な部署があるアイダ設計でだからこそ、家づくりのあらゆる場面の知識を得ることができているのだと感じています。
――今感じている、仕事における課題はなんですか?
利益を生み出せる土地をたくさん仕入れることです。やはり不動産業者との信頼を築き、スピーディーかつ誠実に対応していくことが大切だと思います。
個人的には、区画割りのテクニックを磨きたいですね。区画割りとは実際に仕入れた土地のなかで、どこに住宅を建てるか、道路を引くかなどを割り当てる業務のことです。区画割りの良し悪しによってその土地の価値が変わってくるので、お客様にとって最善の住環境を作れるようになりたいですね。
社会の流れに柔軟に対応したい
――社内の雰囲気を教えてください。
経営陣との距離が近いです。社長は職場内を歩き回ってよく話しかけてくださります。仕入れた土地を見に行ってアドバイスをいただくこともあります。
仕事で困ることがあったときは上司にすぐ相談しますね。用地開発部門のメンバーはそれぞれの得意分野を持っていて、役職や年齢にとらわれず気軽に質問や相談ができる環境です。
――どんな人と一緒に働きたいですか?
いろんな人がいていいと思うんです。明るい人がいて、そうじゃない人もいて。
でも自分を表現することと、相手を思いやることのバランスは大事だと思います。
私は相手の立場を思うと遠慮してしまうので、自分の意見や考えをしっかり表現できる人はすごいなと感じます。ただ、互いに気遣いあっていい関係性を築けることもありますよね。たくさんの立場の方と関わる仕事なので、バランスを大切にできる部署でありたいです。
――寺田さんはこれからどんな未来を設計(BUILD A LIFE)したいですか?
仕事だけでなく、プライベートも充実させていきたいです。プライベートを大事にすることで、仕事を頑張れるし、成果にもつながる。アイダ設計にはどちらも両立できる環境があります。世代ごとに働き方や社会環境が変わっていますが、変化に柔軟に対応していける会社にしたいですね。
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