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新卒・未経験から施工管理職に|キャリアプランの描き方を解説

建築現場が問題なく進行するよう、工事の工程や安全、品質などのマネジメントを行う「施工管理職」。

今回はそんな施工管理職に新卒・未経験から挑戦する場合の仕事内容や、キャリアプランの描き方について詳しくご紹介します。

新卒・未経験からでも施工管理職として就職できる

施工管理職の採用においては、資格や実務経験を持つ方が優遇される場合もありますが、新卒・未経験からでも就職してキャリアを築くことはできます。

建設業界はこの先も一定の需要が見込まれる領域でありながら、携わる現場監督や技術者の不足、高齢化が進んでおり、“長期的な人材確保” の必要性が高まっています。こうした状況を背景に、積極的に若手の採用を行う企業が増えてきましたため、アイダ設計でも、施工管理職の新卒採用・未経験者の中途採用を行っています。

新卒・未経験で始める施工管理の仕事

ここでは新卒・未経験から始める施工管理職の仕事内容について、アイダ設計での例をもとにご紹介します。

アイダ設計に施工管理職として入社した後は、次のような流れで、業務知識を身につけながら現場業務を経験していただきます。

  • 研修
    3ヶ月間、座学形式の集団研修にて、書類作成や工程管理の方法、現場で確認すべきことなどを学びます。
  • 現場周り
    研修後各エリアに配属されたら先輩社員に同行して現場を周り、先輩の工程の組み方を学んだり、検査などにまつわる業務知識を身につけたりします。
  • 先輩社員と一緒に現場を担当
    初めは先輩社員と一緒に1棟担当し、現場の一連の流れを経験します。また事務所では、先輩社員に教わりながら、近隣の方々への挨拶文の作成や仮設依頼なども行います。

その後、仕事に慣れてきたら一人で現場を担当すると共に、支払い関連の書類作成など重要な業務にも挑戦していただきます。

現場に出てから仕事に慣れるまでは先輩社員が常に隣にいるため、経験豊富な先輩ならではのやり方に倣い、またわからないことがあればすぐに質問しながら、業務の流れや知識を身につけられます。

また、仕事からプライベートまでさまざまな相談ができる場として、他部署の若手社員と月に1度面談を行う「メンター制度」を設けているため、新卒・未経験からでも安心して施工管理の仕事を始められます。

新卒・未経験から描く施工管理のキャリアパス

現場で施工管理職としての経験を積み、また幅広い知識を身につけて資格を取得することで、活躍の幅を大きく広げることができます。ここでは、新卒・未経験で施工管理職として入社した後に描くことができるキャリアパスの例をご紹介します。

実務経験を積み、一人前の現場監督に

研修で学んだ業務知識や先輩社員のノウハウを活かして現場での実務経験を積み、品質や安全を担保しながらスムーズに工事を進行できる “一人前” の現場監督を目指します。

2級建築施工管理技士を取得し、専任の技術者に

最終学歴に応じた年数の実務経験を積み、試験に合格して「2級建築施工管理技士」の資格を取得すると、現場で「主任技術者」の役割を担えるようになります。主任技術者は、一般的な施工管理の仕事に加えて、“技術的な観点から” 適正な工事・施工が行われるように管理する役割まで担う、責任のある立場です。

受験資格を得るために必要な実務経験年数は、以下の通りです。

参照:一般財団法人 建設業振興基金「2級 建築施工管理技術検定のご案内

1級建築施工管理技士を取得し、大規模工事のまとめ役に

2級建築施工管理技士からのさらなるステップアップとして「1級建築施工管理技士」の資格を取得すれば、より業務の幅は広がります。

主任技術者の役割に加え、各現場を巡回して業者さんに対する安全管理・技術面での指導を行うことが求められるように。また2級の資格取得時よりも多様な規模の工事現場を扱えるようになるため、大規模工事における現場全体のまとめ役として活躍できます。

1級建築施工管理技士の受験資格を得るために必要な実務経験年数は、以下の通りです。


参照:一般財団法人 建設業振興基金「1級 建築施工管理技術検定のご案内

本部で施工管理部門のマネジメント職に

資格を取得して現場での経験を積んだ後、本部で施工管理部門全体のマネジメントを担う選択肢もあります。

「自身の担当する一つの現場を問題なく進める」というところからエリア全体、部門全体に視野を広げ、あらゆる現場が円滑に進むよう巡回して技術指導や調整を行ったり、メンバーへの指導やアドバイスを行ったりすることが求められるようになります。

1,2級建築士を取得し、“現場を知る”設計士になる選択肢も

現場のプロフェッショナルとしての道を歩む他に、「2級建築士・1級建築士」の資格を取得し “現場を知る” 設計士として活躍する方もいます。

施工管理技士として現場で学んだ、さまざまな施工方法や業者さんが理解しやすい施工図の書き方などを活かし、さらに試験に向けて構造計算や法令などの専門知識を身につけることで、家づくりへの知見も業務の範囲も大きく広がります。

2級建築士資格の受験資格は、以下の通りです。

参照:公益財団法人 建築技術教育普及センター「二級建築士>受験資格

新卒から施工管理の現場で活躍できるアイダ設計

施工管理職として未経験からキャリアを築き活躍の場を広げていくには、現場での豊富な実務経験と資格取得が欠かせません。

アイダ設計では、新卒・未経験からの施工管理職採用を実施。さらに一人ひとりが未経験からでもキャリアビジョンを実現できるよう、現場業務に慣れるための丁寧な指導や、働きながらの資格取得のサポートも行っています。

「未経験から、スピード感を持って “責任のある立場で現場を牽引できる存在” を目指したい」「働きながら資格も取得し、キャリアを自由に切り拓きたい」という方は、ぜひアイダ設計の一員として住宅づくりに携わりませんか?皆さんのエントリーを、社員一同心よりお待ちしております!

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