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住宅業界の営業職になるには?知っておきたい営業職の資格やキャリアの進め方を解説【コラム】

住宅を購入するお客様のサポーターとして、住まいのご提案から成約後のお引き渡しまで伴走する「営業職」。今回は、住宅業界の営業職として活躍するために取得しておきたい資格について解説。さらに営業職のキャリアの選択肢を、実例をもとにご紹介します。

営業職に有利な資格とは?

住宅業界の営業職に就くために、取得必須の資格はありません。しかし “一生に一度の買い物” をサポートするためには、営業社員が「よりニーズに合う住宅をご提案するための建築の専門知識」や「安心してご購入いただくための不動産・お金にまつわる知識」を持っていることが重要です。

自信を持って営業に臨み、お客様からの信頼を得るために。営業職に就く方に取得をおすすめしたい資格を4種ご紹介します。

1. 宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建士)は、「不動産取引の専門家」であることを示す国家資格です。

保有者の役割は、不動産の専門的な知識や取引の経験がないお客様へ、公正な立場からサポートすること。具体的には、住宅をご購入いただく際に重要事項を説明したり、重要書類への記名・押印をして適切な取引がなされたことを証明したりします。

宅地建物取引士の国家試験には受験資格がなく、誰でも受験が可能です。試験では「宅地建物取引業についての実用的知識を備えているか」の観点から、不動産取引に関する法律や住宅建設の際の制限などの知識が問われます。

宅建とはどんな資格?仕事内容や試験の難易度を解説【建築コラム】 >

2.ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(FP)は、金融や不動産、住宅ローン、税制などの幅広い知識を持ち、相談者の夢や目標を実現するための資金計画とその実現をサポートする「くらしとお金」のプロフェッショナルです。

住宅の購入は、多くのお客様にとって「一生に一度」とも言える大きな買い物です。予算にあわせて無理のない返済プランをご提示したり、「生涯賃貸に住み続けた場合の家賃総額で、どの程度の持ち家が購入できるか」「現在と数年後とで、家を建てる費用がどのくらい変わるのか」と、購入の検討やタイミングを一緒に考えたり。お金について相談できる専門家の存在は、お客様にとって大きな安心や信頼感につながります。

ファイナンシャルプランナーの資格取得には、FP技能検定と呼ばれる資格試験に合格する必要があります。難易度が低い順に3級・2級・1級の3種が設けられており、3級は受験資格がなくどなたでも挑戦ができます。

3.住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーと同様に住宅ローンアドバイザーもお客様へのご提案の質を高めるために有効な資格です。

住宅ローンは仕組みが複雑なうえ、商品によって返済額も大きく異なります。お客様にとってメリットの大きい商品を見つけるためには、商品ごとの仕組みや違いを理解した専門家が、家計状況やライフプランもふまえた返済シミュレーションのアドバイスが必要です。住宅ローンアドバイザーは、こうした背景も踏まえ、お客様が最適なローンを組めるよう、公正な立場からサポートします。

住宅ローンアドバイザーは民間資格の一種で、学歴や実務経験などの受験資格はありません。養成講座を受講したのちに効果測定を受けて基準をクリアするか、「住宅ローンアドバイザー(HLA)認定試験」に合格することで、資格を取得できます。

4.建築士

建築士は「建築のプロ」として、建築物の設計から工事監理、行政手続き代行などまで、建築にまつわる幅広い業務への従事が認められる国家資格です。

住宅の構造や関連法規についての深い知識を持つことで、お客様にご提案する際の説得力が増すほか、設計や防災面などに関するお客様の疑問に対し、専門的な回答ができるように。信頼を得てお打ち合わせを進めやすくなるでしょう。

大学・短期大学・高等専門学校などの教育機関において規定の科目または課程を修了し卒業するか、関連資格を取得することによって、国家試験の受験資格が得られます。

ここまで、営業職に就く方へおすすめしたい4つの資格について、ご紹介しました。とはいえ、今の仕事を続けながら資格取得は大変だったり、資格によっては専門の教育機関での学びが必要だったりというように資格取得のハードルが高いものもあります。

アイダ設計では資格取得支援制度を設け、働きながらの資格取得を応援しています。これまで資格取得支援制度を使用し、「建築士」や「宅地建物取引士」の資格取得を目指す仲間を応援してきました。ご興味のある方は、参考記事のご覧ください!

【アイダ設計の福利厚生】資格取得支援制度を利用した社員に話を聞きました! >

営業職のキャリア選択

続いて住宅業界における営業職のキャリアの描き方について、アイダ設計の例をもとにご紹介します。

現場でお客様へ住宅のご提案

住宅業界の営業職に就いたら、まずは店舗に配属され、お客様と直接やりとりをしながら経験を積みます。

なかでもアイダ設計では、間取りについてのお客様のご要望やご予算に合わせて家づくりを行う「注文住宅」と、その土地や周辺の街並みに合わせた住宅をご提案する「分譲住宅」の2職種があります。それぞれお客様の層や営業職社員が行う業務内容、社内で密に連携する部署などが異なります。

どちらの職種も、現場でコミュニケーション力や提案力を磨くと同時に専門的な知識を学ぶことで、さらにお客様に信頼される営業職としてステップアップしていけるでしょう。

店長として営業メンバーのマネジメント

現場で経験を積んだ先では、店長として店舗メンバーのマネジメントを担う選択肢があります。

自身もお客様のご対応を行いながら、社員の提案準備をサポートしたり、資料作成や営業方法の指導を行ったり、社員が取ってきた商談をまとめて契約を結ぶ役割を担ったり。ほかにメーカーや外部業者の方とやりとりを行う場合や、分譲住宅の用地仕入れを行う場合もあります。

【注文住宅営業部での一日の仕事の流れ】野口和紀 >

本部で営業部全体の戦略立案

マネジメント職からのキャリアステップとして、営業部門全体の戦略立案に携わる選択肢も考えられます。

各店舗やエリアからさらに視野を広げ、部門全体で業績を達成し会社のビジョンを実現するための戦略を立案。事業開発や業務・組織改革などをリードしていきます。

現場での経験や専門知識だけでなく、管理能力やマーケティングの知識、統率力など多様な能力を身につけ発揮することが求められるポジションです。

営業職になるなら!豊かな住まいづくりのアイダ設計

営業職になるために必ずしも資格が必要というわけではありません。しかし、お客様にとって住宅の購入がより良い選択になるようご提案やサポートの質を高めていくためには、不動産や建築など住宅にまつわる知識を深めていくことが必要です。

アイダ設計では資格取得支援制度『おうちのプロ養成制度』を設け、資格学校受講料の立て替えや合格祝金の支給を実施するほか、営業職としてのキャリアステップも整備。キャリアビジョンの実現を見据え、働きながら資格取得を目指す仲間を応援しています。

「未経験から住宅の営業職に挑戦し、いち早くお客様の力になりたい」「より提案の質を高めて、営業職としてのステップアップを目指したい」という方は、ぜひアイダ設計の営業職で活躍を目指してみませんか?皆さまのエントリーをお待ちしています。

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