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【建築コラム】住宅業界MAP|業界の動向や課題を解説!

「住宅業界への就職・転職に興味があるけれど、業界の今後が気になる……」。就職や転職は、まさに一世一代の決断。だからこそ、しっかりと業界を理解したいと考える方も多いのではないでしょうか。

今回は、1981年の創業以来、長きにわたって家づくりに携わってきたアイダ設計が、【建築コラム】として住宅業界を解説します。

住宅業界とは?

住宅業界とひと括りに呼んでいますが、その中では一般的な戸建住宅の設計・施工管理・販売活動だけでなく、建設用地の売買や仲介など各社様々な取り組みを実施しています。そんな住宅業界について、まずは業界全体像から住宅業界を観察してみましょう。

住宅業界とは不動産業界の一部

不動産業界は、仕入れた土地にマンションや商業施設を建設する、まさに街づくりを行なう「開発」、不動産を仲介し持ち主とお客様をマッチングする「流通」、そして建物が正しく活用されているかをサポートする「監理」と、3つのカテゴリに分類されます。

その中で主に一戸建ての設計・販売を担う業態を「住宅業界」と呼び、アイダ設計も含まれています。

住宅業界は注文住宅、分譲住宅に分類

不動産業界に属する住宅業界ですが、さらに「注文住宅」、「分譲住宅」に分類されます。注文住宅は、お客様のご要望をもとに理想の住宅を作りあげ、分譲住宅は土地と建物をセットにし、お客様へ選びやすい価格でマイホームをご提供しています。

アイダ設計は注文住宅、分譲住宅の両方に強み!

アイダ設計は社名のとおり、「設計」からその歴史をスタートしています。そのため、現在も社内に設計専門の部署を設け、年間2000棟以上もの設計実績を重ねています。

分譲住宅も毎年新しいコンセプトのもと、土地柄に合った住みやすい住宅をリーズナブルな価格でご提供しています。

また、アイダ設計は自然エネルギーを取り入れた環境にも家計にもやさしい住まいをご提供するZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅への取り組みも実施。

注文住宅も、分譲住宅も、お客様の夢を叶えるマイホームをご提供しています。

住宅業界の現状と動向

住宅業界は人の暮らしに密接に関わっているため、その動向も社会の動きと深い関係があります。ここからは、業界の売上とともに住宅業界全体の現状や動向を見ていきましょう。

住宅業界の現状

国土交通省の建築着工統計調査によると、2020年度の住宅着工件数は前年度比−8.1%の81.2万戸と2019年に引き続き2年連続で減少しています。その主な原因となるのが、少子高齢化と人口減少。これらの社会問題によって世帯数が減少傾向にあることなどから、新しく住宅を建築する人の数も減少傾向にあると考えられます。また、全国の住宅数は総世帯数を上回っており、それに伴い空き家も増加しています。

(参照:国土交通省 建築着工統計調査報告(令和2年度計分) 記者発表資料

コロナ禍やマンションの価格高騰による戸建て意向の高まり

しかし株式会社デジタル&ワークスの統計によると、新設住宅着工戸数は減少している一方で、近年は戸建て住宅の着工数は4年連続で少しずつ増加しています。その背景には、首都圏を中心としたマンション価格の高騰とコロナ禍における感染予防に対する意識の高まりがあると考えられます。特に、マンションの価格高騰により、戸建て住宅の方が割安ととらえられ、20〜30代を中心にマンションから戸建てへと需要が流れ始めているのが、近年の特徴です。

(参照:業界動向SEARCH.COM 住宅業界

アイダ設計は現在も売り上げが増加

創業以来、良い家を提供するため技術・経験を培ってきたアイダ設計では、正直価格でお客様に向き合い、の新設住宅着工件数が減少傾向にある今でも売上を伸ばしています。2020年の売り上げが577.3億となり、前年比+1.15%の売上増加を記録しています。

住宅業界を支える職種

住宅業界の仕事では、お客様へ住宅の案内をするところから住宅の完成や引き渡しまで、さまざまな職種の人が関わっています。「住宅業界で働きたい」という方は、まずどんな仕事があるのかを知ることが必要となるでしょう。そこで、どんな職種があるのか簡単に解説をします。

営業

住宅業界の営業職は飛び込み営業やテレアポというよりも、自社のモデルルームや住宅展示会に訪れた消費者に対してアプローチをかけることが仕事となります。お客様のニーズを営業を通して汲み取り、お客様がどのような住まいを望んでいるのかを丁寧にヒアリングして設計に伝達することは、いい家を作るために非常に重要です。住宅業界で活躍する職種のなかでも、特にコミュニケーション能力自信のある人・傾聴力があり、お客様の立場になって行動できる人が向いている仕事といえるでしょう。

施工管理

住宅を建設する際には、設計図面を基にして作業を進めていきます。そのため、作業が図面どおりに行われているか、スケジュールどおりに進行しているかなどの工程管理、一定の品質が保たれているか確認する品質管理、安全に工事が進んでいるかどうか確認する安全管理や、原価管理などの全体の監督業務を行うことが非常に重要となります。それを担う職種が、段取りの確認や大工職人への指示といった作業現場での総指揮を執る「施工管理」です。

設計

お客様のニーズや住宅市場のトレンドなどを捉え、それに基づいてどのような住宅を建てるのかを考えるのが「設計」の仕事です。デザイン・機能性・安全性などへのお客様の希望をもとに図面に詳細を画き起こし、住宅購入希望者に提案を行います。また工事費用の見積を作成する積算業務や、建物の建築確認申請の為、役所の窓口に出向くこともあります。

机の上でもくもくと作業することが多いイメージを持たれがちですが、提案を行う際には自社の営業職と連携して仕事を進めることが多く、現場の作業員や住宅購入者とも建設が終わるまで長期間に渡ってコミュニケーションを取っていく必要があるため、人と関わることも多い仕事です。

正直価格でお客様と向き合うアイダ設計

少子高齢化などの影響で新設住宅着工件数は下がっているものの、若い世代では戸建て住宅への需要が高まっており、今後も戸建て住宅の着工数は増加することが考えられます。そのなかでも、アイダ設計は「正直価格で良い家を提供する」ことを大切にして売り上げを伸ばし続けています。

住宅業界への就職といっても、そこに存在する職種はさまざまです。「住宅に携わる仕事に興味がある!」という方は、ぜひアイダ設計の社員インタビューや職種紹介も読んでみてくださいね。社員一同、エントリーをお待ちしています!

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